加湿器は方式で電気代が最大40倍違う。買う前に知っておきたい目安
- 対象者
- 加湿器を買う・買い替える人
- どうなるか
- 気化式なら、スチーム式より月1,800円超安くなる
- やること
- 加湿力と手入れの手間も見て、方式を決めてから買う
対象になる人
これから加湿器を買う人、いまの加湿器が古くなって買い替えを考えている人。すでに持っている人も、方式ごとの電気代を知っておくと、使う時間や置き場所を決めやすくなる。
いくら得をするか
加湿器は方式によって、消費電力がまったく違う。パナソニックが示している目安は次のとおり(8畳対応モデル、電気料金は1kWhあたり27円で計算)。
| 方式 | 消費電力 | 1時間の電気代 | 1か月(1日8時間・30日) | スチーム式との差(月) |
|---|---|---|---|---|
| 気化式 | 5W程度 | 約0.2円 | 約48円 | 約1,872円安い |
| 超音波式 | 20〜25W | 約0.5円 | 約120円 | 約1,800円安い |
| ハイブリッド式 | 100〜150W | 約4円 | 約960円 | 約960円安い |
| スチーム式 | 300W程度 | 約8円 | 約1,920円 | — |
1か月の額は、1時間の目安に240時間(8時間×30日)をかけた試算。使う時間や部屋の広さ、モデルで変わる。
スチーム式から気化式に替えると、1日8時間の使用で月に約1,870円、4か月使えば約7,500円ちがう。やり方
- 使う部屋の広さと、1日に何時間つけるかを決める
- 下の「向き不向き」を見て、方式を絞る
- 製品の仕様ページで消費電力を確かめて、1時間の電気代(消費電力 × 電気料金単価)を自分で出してから買う
向き不向き
電気代が安い方式には、その分の弱点がある。
- 気化式: 電気代がいちばん安い。雑菌の放出が抑えられ、湿度を自動で調整する機能もある。モーター音が気になることがある
- 超音波式: 電気代は安く、周囲を湿らせやすい。ただし雑菌が繁殖すると水滴にのって空気中に出る可能性があり、毎日のこまめな手入れが要る
- ハイブリッド式: 加湿が早く、雑菌の放出も抑えられる。ヒーターがある分、気化式より手入れが複雑
- スチーム式: 加湿力は抜群で、短時間で湿度を上げられる。水を沸騰させるので菌が繁殖しにくい。電気代は高く、カルキが付きやすい
気をつけること
超音波式は、手入れを怠ると雑菌を空気中に出すおそれがある。毎日こまめに手入れできない人は、電気代が安くても向かない。広い部屋をすばやく加湿したい場合は、電気代が高くてもスチーム式のほうが合うことがある。